初物コン・ゲーム紹介:指輪物語ロールプレイング(MeRP)
2024年2月4日(日)初物コンについて、すずき某さんより「指輪物語ロールプレイング(MeRP)」のゲーム紹介をいただきましたので掲載します。
ゲームマスターの名前
すずき某
ゲームマスターの自己紹介
こんにちは、すずきです。
最近TRPGに復帰しました。
「君たちは目が覚めると見知らぬ○○にいる」で唐突に始まる公式シナリオが昔よくありまして、
導入部を絞れて進行がスムーズなのでゲームマスターをよくやっていた私は大好きでしたが、なぜか当時のプレイヤーの受けはイマイチだった気がします。
TRPGに復帰したら、今でもクトゥルフ界隈などでこの導入が使われることがあるというのを知り、優れたメソッドなんだなあと再認識。
システム名
システム説明
有名なファンタジー作品である「指輪物語」の世界を冒険するゲームで、個人的には二つの特徴があると思っています。
一つ目は「中つ国」というとても魅力的な世界を採用していること。
RPGにおける定番ファンタジー世界、エルフやドワーフや魔法使いと一緒に冒険の旅に出るとか魔王の軍勢が攻めてくるとかの源流となった世界ですので、イメージが掴みやすいと思います。
二つ目は「Role Master」という戦闘描写再現に極振りしたような尖ったシステムの簡易版を採用していること。
つまり、戦闘は激アツで、ロールプレイの自由度が高い、ということになります。
対応可能プレイヤー数
2~5人
TRPG初心者対応
可
システム初心者対応
可
プレイヤーが使用するダイス(サイコロ)
10面体サイコロを2つ使用します。(100面体も可)
キャラクター作成、持込可否について
こちらで用意したサンプルキャラ(4~6Lv)から選んで頂く予定です。
使用ルールブック、キャラクター作成のレギュレーションなど
MERPスタートセットのルールを使用するほか、一部データ類は各種サプリを使用します。
シナリオ名、シナリオの出典
オリジナルシナリオ(名称未定)
シナリオのあらすじ
数百年前に魔王の力に屈し、今や蛮族やオークが支配するようになったルダウア王国。
最近、そのルダウア王国から不気味な霧が広がり、国境を越えてカルドラン王国の領域に達し始め、同時にオークの軍勢や怪しげな一団も国境に出没し始めます。
カルドラン王国は、ヌーメノールの時代から伝わる秘宝「希望の角笛」を用いて霧を国内に近づけないようにしていましたが、この角笛が盗まれてしまいます。
カルドランの地方領主の縁者であるPCたちはこの角笛を取り戻すことを命じられます。
※第3期の1400年頃、分裂した北方王国が舞台となります。ホビットたちは霧降山脈を越えて北方王国にも姿を現していますが、まだホビット庄は存在していない時代です。アングマールの魔王が北方王国を脅かしているにも関わらず、北方のドゥナダンたちは内紛を繰り返しており、南方のゴンドールや各地のエルフも支援に積極的ではありません。第3期初頭の誇りと自信に溢れた明るい時代は過ぎ去り、賢者たちは危機が迫ってきていることを感じ始めた、そんな時代です。
ゲーム内容についての補足
少々古いゲームですので、モダンなシステムが実装しているゲーム進行をサポートするような仕組みとかゲーム性を高めるための高度な抽象化といった仕組みは皆無です。(だがそれがいい)
クトゥルフの呼び声やD&Dといった長寿ゲームと同様に、キャラクターを自分主導で「動かす」ことが楽しいという方にオススメです。
また、原作を知っていればより楽しめると思いますが、これ以上ないくらいの「普通のファンタジー」なので知らなくても全然オッケーです。
もちろん原作ファンの方も大歓迎、中つ国あるあるで盛り上がりましょう。