2021年5月22日(土)開催の「オンセコン体験会」について、S-N曲線さんからの「ダブルクロス The 3rd Edition」のゲーム紹介を掲載します。

ゲームマスターの名前、自己紹介

S-N曲線と申します。
ヒーローやロボットやバトルホビーが好きな小学五年生です。
たまに中学二年生にもなります。酒飲むときだけ30代です。いい時代ですね。
オンラインセッションはIRC使っていた時代からやってたりします。
当時は「どどんとふは重いから…」なんて言われてたのが、すごいスピードのデバイスの進化でサクサクになりました。
そして時代の覇者たるどどんとふも去り、多数のオンラインセッションツールが使われるようになりました。いい時代ですね。
そんなオンラインセッションの成熟期ぐらいから遊んでいる自分ですが、その魅力とはやはり「遠隔地にいる人とも遊べる」という点に尽きるのではないでしょうか。
実際に、遊ぶ会さんは宮城県のサークルですが、今回は私自身、愛知県からの参加になります。
こういったご時世、移動も簡単ではない中で、こうして皆さんと遊べることをとてもうれしく思っています。

システム名、システムの紹介

『ダブルクロス The 3rd Edition』
もう10年以上も遊び続けられている、いわゆる「現代異能系」の決定版と言ってもよいのではないでしょうか。
しかし、その「侵蝕率」と「ロイス」のシステムからなる独自性は、今も色あせることはありません。
「能力が強くなっていくほど、代償として自身をレネゲイドウイルスに侵蝕され、それは人間から怪物へと変化してゆく」
小説や漫画、アニメや特撮等でよくある設定と言えばそうですが、それをここまで綺麗にゲームシステムに落とし込んでいるのはダブルクロスの魅力と言えます。

ルールブック未所持のプレイヤーの参加可否

可能です。未経験者・初心者の方も、お気軽にご参加ください。
(ブランクがさほどなく、また経験が2回以上ある方は、GM側の処理の省力化のため、可能な限りルールブック1・2をご購入の上、ご参加ください)

ボイスセッション or テキストセッション

ボイスセッションです。話し声を出せる環境と、下記ボイスチャットツールがインストールされたパソコン、ヘッドホン及びマイク(一体型のインカム型のものでも結構です)をご用意ください。
判定・雑談・情報整理等についてはオンラインセッションツールのテキストチャットを使用します。こちらはGM側で準備させていただきます。

使用するオンラインセッションツールと説明

ボイスチャットツール:Discord
キャラクターの演技(ロール)、プレイヤーとしての相談、行動の宣言はボイスチャットで行います。
オンラインセッションツール:Udonarium 2D
ダイスを振る(ダイス=サイコロ。ダブルクロスは十面体のものを使用します)
ちょっとした雑談をしたい、行動として明確にログを残したい……などの場合に発言できる枠を用意します。

スマートフォン対応可否

不可です。必ずパソコンからご参加いただけるようお願いします。

対応可能プレイヤー数

2~4名(推奨3~4名)

TRPG初心者対応可否

対応可能です。奮ってご参加ください。

システム初心者対応可否

対応可能です。奮ってご参加ください。

オンラインセッションツール初心者対応可否

対応可能です。奮ってご参加ください。

使用ルールブック

GMは現状で発売されているすべてのルールブックを使用します。
PLの方は、未所持でも結構です。(ルールブック未所持のプレイヤーの参加可否の項を参照)

キャラ作成(サンプルキャラ使用、当日作成など)、持込可否について

ルールブック未所持の方の場合、サンプルキャラクター(データ面についてある程度作成済みのキャラクター)からご選択いただきます。
ルールブック所持の方の場合、「コンストラクション、Dロイス取得可」の条件で作成の方していただいてもかまいませんし、サンプルキャラクターを選択してくださってもかまいません。

シナリオ名、シナリオの出典

「13番目の日」(自作)

シナリオのあらすじ、注意事項など

シナリオトレーラー(今回予告)

かつて滝花市ベイエリアで起きた人工衛星の崩落事故から6年。
巻き込まれ生存した当時の少年たちは、変わらぬ日常を過ごしていた。
しかし、そんな日々は突然打ち砕かれる。
その腕に浮かぶ謎の結晶体。
正体不明の敵。組織のエージェント。姿を消した友。
……そして、それらの導く未来はなんだ。

ダブルクロス The 3rd Edition「13番目の日」

ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。

シナリオハンドアウト

PC1~PC4の間で選ぶ。配役決めの参考資料のようなもの。

■PC1 カヴァー:高校生/ワークス:指定なし(※)
 キミは滝花市に暮らす少年(もしくは少女)だ。
 キミはかつて、ベイエリアで起きた人工衛星の墜落事故に巻き込まれたことがある。
 友人の「志藤力司(しどう・りきじ)」は、救助され病院のベッドで目覚めた時からの知り合いだ。
 そんなキミも今日から高校生。新たな日常は、キミをどのように迎え入れるのだろうか。

・推奨サンプルキャラクター:不確定な切り札(LM)or夢の護り手(LM)
・シナリオロイス:志藤力司 推奨感情 P:友情/N:不安
・Dロイス:賢者の石(レネゲイドクリスタル)or秘密兵器(トイボックス)

■PC2 カヴァー:高校生/ワークス:UGNチルドレン
 キミはUGN滝花支部所属のチルドレンだ。
 キミがとある失踪事件の行方を追っていると、PC1が襲われているところを目撃する。
 キミの目の前でその胸を貫かれるPC①だったが、その傷は瞬時にふさがってしまう。
 PC1は、オーヴァードとして覚醒したようだ。そしてその腕には、見たこともない結晶体が輝いていた。

・推奨サンプルキャラクター:閃光の双弾(LM)or紅蓮の刃(LM)
・シナリオロイス:PC① 推奨感情 P:同情/N:憐憫
・Dロイス:指定なし

■PC3 カヴァー:指定なし/ワークス:UGNエージェント
 キミはUGN滝花支部所属のエージェントだ。
 キミは日本支部の霧谷雄吾と、滝花支部の支部長である藤井邦久の指示で、滝花市に潜んでいると思しきFHセル「十二人委員会」について探ることとなった。
 調査を進めていたある日のこと、キミは街中でワーディングを感知する。

・推奨サンプルキャラクター:深緑の使徒(LM)or紫電の使者(LM)
・シナリオロイス:十二人委員会 推奨感情 P:好奇心/N:敵愾心
・Dロイス:指定なし

■PC4 カヴァー:指定なし/ワークス:指定なし(※)
 キミは滝花市に住むUGNイリーガルだ。
 キミは支部長の指示を受け、FHエージェントである”インフィデレンス”を追っている。
 キミはかつて、”インフィデレンス”に敗北したこともある。
 今回はその雪辱戦でもある。キミはヤツに勝たねばならない。

・推奨サンプルキャラクター:真実の探求者(LM)or死神の手(LM)or世界の狩り手(LM)
・シナリオロイス:”インフィデレス” 推奨感情 P:好奇心/N:敵愾心
・Dロイス:指定なし

※コンストラクションの場合、UGNなどの組織固有のワークスである、動植物や器物や概念である、またはレネゲイドビーイングである等のものは不可とします。

用語解説

オーヴァード:超能力を発現させる「レネゲイドウイルス」に感染し発症した存在。つまりPC1~4たちであり、今回の敵もオーヴァード。
驚異的な身体能力・不死とも思える再生能力・人知を超えた現象の発現能力等々、能力的には人間を超越しているが、その代償としてレネゲイドウィルスに自身を侵蝕されていく。
レネゲイドウィルス:とある事件により世界中にばらまかれたレトロウイルス。感染し、何らかのトリガーによって発症することでオーヴァードになる。
シンドローム:レネゲイドウイルスに感染し、発症した「症候群(シンドローム)」。現在13種類が確認されており、最大3種類を併発する。
エフェクト:オーヴァードが発現させることのできる効果や能力。同系統のエフェクトをまとめて「シンドローム」としている。

カヴァー:一般人としての日常を過ごすPCが他人からどういう人(職業)だとみなされているか。
ワークス:一般人としてではない、PCの正体(職業)。カヴァーと同一な場合もある。
コードネーム:その正体を隠すためであったり、味方・敵・第三者からそう呼ばれたりなどで、各組織から呼ばれる名前。

UGN:ユニバーサル・ガーディアンズ・ネットワーク。オーヴァードの存在が世界に知られないように活動する組織。
UGN支部:主にそのエリアで活動するオーヴァードを取りまとめ、オーヴァード関連の事件を解決するための団体。表向きは一般企業などに偽装されている。
FH:ファルスハーツ。オーヴァードが自由に力を振るえる世界を作るためにテロ行為を繰り返す組織。
セル:ファルスハーツの活動単位。その規模や形態は様々だが、それぞれのチームや個人が有機的に連携することから「細胞(セル)」と呼ばれる。

チルドレン:事件に巻き込まれ保護される、家族が関係者である、組織によって作られる……などの理由で組織に育てられた子供たち。愛されて育つ者も、そうでない者もいる。およそ19歳以下。
エージェント:組織の構成員。チルドレンと違い、元外部組織の出身であったり、高年齢(20歳以上)であったりする。

ワーディング:オーヴァードの「周囲に危険を知らせる物質」を散布する能力のこと。一般人は無力化され、近くのオーヴァードは散布されたことに気づく。
イリーガル:組織の協力者。普段は一般市民として日々を過ごしているが、事件が起きると非正規(イリーガル)なメンバーとして事件解決に携わる。

滝花市:GMが設定した今回の舞台。自作なので非公式。市の一部がウォーターフロント(水上都市)となっている
UGN滝花支部:GMが設定した今回の味方チーム。自作なので非公式。表向きには製薬会社「藤井製薬」であり、独自の研究チームも持つ。
十二人委員会:GMが設定した今回の敵チーム。今のところ正体不明。自作なので非公式。
インフィデレンス:今回の敵のコードネーム。今のところ正体不明。自作なので非公式。

事前打ち合わせ希望日程

プレイヤーの要望による。(事前に1回は実施したい)