激辛コン・ゲーム紹介:芋男爵卓「正義とは-Under the moonbow」
2020年12月19日(土)開催「激辛コン」について、芋男爵さんよりゲーム紹介をいただきましたので掲載します。
ゲームマスターの名前、自己紹介
初めまして、芋男爵と申します。
TRPG歴は7年ぐらいで、モノトーンミュージアムRPGはオフで5年程遊んでいました。今年の4月辺りからモノトーンミュージアムRPGを主に、オンラインで、ゲームマスターやプレイヤーで数回遊んでいます。コンベンションは今回初参加ですので、正直緊張しております。
ゲームマスターとしてもまだまだ未熟なので、ゲームマスター、プレイヤー関係なく、お互い助け合い、皆で楽しく、物語を紡げたらなと思います。
人生は選択の連続だと思っており、選択の結果辛いことが起こったとしても、様々な葛藤を抱きながら、這いずってでも前に進んでいく。そんなお話が好きです。
演目の激辛ポイントの紹介
主なポイントは、正しいとは何か、間違いとは何かを問い続けるような演目となります。
PC達が辛い選択をする場面がいくつか用意されています。
正解の選択肢という物はありません。結果辛さが増したとしても、葛藤の故に選んだその選択は間違いではないです。
また、救えないNPCがいます。注意事項も沢山あるので、なんでも許せる方向けの演目となっております。
テキストセッションorボイスセッション
“ボイスセッション”です。
申し訳ないのですが、ボイス不可の方は、時間内に回し切れる自信がないので、参加不可とさせて頂きます。
スマートフォン対応可否
スマートフォンでの参加可能ですが、事前にご相談下さい。
使用するオンラインセッションツールと説明
Discord+ココフォリア
Discordで会話を行い、ココフォリアでセッションを行います。
PCの発言は肉声でしてもらい、特技、逸脱能力の使用や、ゲームマスターへ伝える部分(3つ目の逸脱能力で何を取得したかなど)はココフォリアのテキストで行います。
対応可能プレイヤー数
3~4名
TRPG初心者対応可否
TRPGの初心者の方も対応可です。
ただし、セッション外で、20:30~21:30の間で1~2時間ほどのお時間頂きます。その時間が厳しい場合はご相談ください。
Discordを使用したボイスチャットで、世界観の説明、今回の演目の舞台で必要になってくる部分の説明と、ルール説明を行います。
システム初心者対応可否
一切モノトーンミュージアムRPGを遊んだことが無い方も対応可能です。
ただし、セッション外で、20:30~21:30の間で1~2時間ほどのお時間頂きます。その時間が厳しい場合はご相談ください。
Discordを使用したボイスチャットで、世界観の説明、今回の演目の舞台で必要になってくる部分の説明と、ルール説明を行います。
オンラインセッションツール初心者対応可否
対応可です。
セッション当日外で、20:30~21:30の間で1時間ほどのお時間頂けると幸いです。
Discordを使用したボイスチャットで、ココフォリアの使い方について、弄ると他の方に迷惑をかけてしまう部分や、キャラ駒の作り方、ダイスの振り方、チャットパレットの作り方などをご説明させて頂きます。
使用ルールブック
必須:基本ルールブック
推奨:インカルツァンド、トレイメント
使用可能:常闇のシェヘラザード、フィオリトゥーラ、アル・リヴェルソ、SSS1~4
キャラ作成について
演者レベル3
データの確認等を行う為、事前に作成して頂きます。
キャラ作成時の経験点の配布などはありません。
キャラ作成はコンストラクション、クイックスタート、任意で作成をお願いします。
初心者の方で、コンストラクションで作成してみたいけど、作り方がよくわからないので教えて欲しいなどございましたら、セッション当日外で、20:30~21:30の間で1時間ほど頂ければと思います。Discordを使用したボイスチャットで、キャラ作成の仕方をお伝えいたします。
※ルルブ未所持の方はクイックスタートのみで、コンストラクションでのキャラ作成は不可とします。
レギュレーションについて
逸脱能力の使用制限などはございませんが、キャラを作成して頂いた段階で、使用回数に制限を付けさせていただく場合が御座います。
採用するルール
【追加逸脱能力の獲得】トレイメントP173
【歪みの適用】フィオリトゥーラP229
【永劫消失表】フィオリトゥーラP271
【ルールの再定義・拡張】アル・リヴェルソP220~221
採用しないルール
【逸脱能力の制限】トレイメントP173
【少人数プレイ用ルール】フィオリトゥーラP229(魂の灯火、命の煌き)
【クリティカルとファンブルの確定化】アル・リヴェルソP221
【重複による消失】アル・リヴェルソP221
演目名、演目の出典
自作演目
【正義とは-Under the moonbow】
演目のあらすじ、注意事項など
今回予告
さぁさぁ、皆様お立ち会い。
今宵ご覧頂くは、月虹(げっこう)の国を悪しき異形から救った英雄譚。
神に愛され虹を宿す者、不死者。
神に見放された色なき者、異形。
何が正しく、何が間違いか。
これは、あなたの正義を問う物語。
正解が無くとも、いずれ舞台の幕は閉じる。
例えそれが歪んだ結末だとしても……。
モノトーンミュージアム
「正義とは-Under the moonbow」
――かくして、物語は紡がれる。
ハンドアウト
PC1:月虹の国出身の異形
PC2:月虹の国に住む不死者
PC3:月虹の国の裁縫師見習い
PC4:月虹の国出身の僧侶
PC1用ハンドアウト
パートナー:レイン 推奨感情:比護
PC間パートナー:PC2
クイックスタート:黒き災厄 指定クラス:異形
君は月虹の国に住んでいた異形だ。
幼馴染であるレインと仲良く平穏に暮らしていたが、突如異形化が進み、火刑にされる所を何とか逃げ延びた。
君が今こうして生きてられるのはレインのお陰だ。
逃亡の手引きをしてくれたのも彼女であり、国の外にいるにも関わらず、積極的に看病や、食事を届けてくれた。
しかし、数年前に会った時に“朔の社”に入ると聞いてから音沙汰がない。レインの事が気がかりな中、君に御標が下る。
『歪んだ月虹は少女を吞み込む。月虹照らす国へ向かい、英雄は国を救うのでした。めでたしめでたし』
幼馴染であり命の恩人であるレインを助ける為に、君は危険を顧みず、月虹の国へと向かうのだった。
- 異形である君が月虹の国で捕らえられれば、火刑に処せられるだろう。
異形となった原因は好きに決めて構わないが、国やNPCに影響を与える設定にする場合は、事前にゲームマスターに相談する事。
演目上は、レインが19歳である為、幼馴染であるPC1は近い年齢を想定している。
PC2用ハンドアウト
パートナー:アルコ 推奨感情:友情
PC間パートナー:PC3
クイックスタート:永遠の姫君 指定クラス:不死者
君は月虹の国に住む不死者だ。
実の兄の様に親しいアルコと共に、この国に住んでいる。君はアルコに、この国の人々に救われた。
国民を愛し、国民に愛されている。
ある日、異形が侵入したと知らせが入り、御標が下った。
『虹をその身に宿し者。歪みを罰し、平穏をもたらす。めでたしめでたし』
君は国を、民を守る為、異形がいるであろう場所へと向かうのであった。
- この国に元から住んでいるか、アルコとどうやって出会ったのかは自由に決める事。アルコに誘われて国に住むことにしたとしても良い。
不死者である君は、紡ぎ手である事を公開しても特に糾弾される事はない。
外見年齢か、実年齢がアルコより歳下であることが望ましい。
PC3用ハンドアウト
パートナー:パーミッチ 推奨感情:尊敬
PC間パートナー:PC4
クイックスタート:針の魔女 指定クラス:裁縫師
君はパーミッチの一番弟子だ。
学長も勤めるパーミッチの教えは的確で、分かりやすい。
今日は自分の後継者として、秘術を教えようと言われた。期待に胸を膨らませる中、慌てた様子の衛兵が訪れる。
異形が侵入したらしく、衛兵では太刀打ち出来ない為、裁縫師へ依頼に来たと言うのだ。
パーミッチは歴戦の裁縫師だが、歳には叶わない。君はパーミッチの代わりに異形を討伐しに向かうのであった。
- この国に元から住んでいるのか、パーミッチとどうやって出会ったかは自由に設定する事。
レインとは顔見知りだ。
PC4用ハンドアウト
パートナー:レイン 推奨感情:懐旧
PC間パートナー:PC1
クイックスタート:御標の守護者 指定クラス:僧侶
君は月虹の国出身の僧侶だ。
昔は、PC1とレインと共に平和に暮らしていた。
しかし、君に御標が下った。聖都で神に仕える様にとの御標だ。
それから月日は経ち、聖都で修業し、一人前の僧侶となった君に、ザラストロから呼び出された。
月虹の国は不死者を必要以上に崇めているので、聖都から派遣を出し、聖教が歪んでいないか数年に一度確認しているとのことだ。
君は久々の故郷に帰れる事、懐かしい友人に出会える事に胸を膨らませるのであった。
- PC1との設定はPC1とゲームマスターと相談する事。
PC1が異形化する前に聖都で暮らしている事を想定している。
演目上は、レインが19歳である為、幼馴染であるPC4は近い年齢を想定している。
舞台設定
舞台設定:【月虹の国】
統治形態:王政
人口:9000人
面積:186.38平方キロメートル
白嶺山脈の麓にある、夜に虹が見える国。
月明かりで発生する虹の事を“月虹”と呼ぶ。
この国では毎月必ず、色鮮やかな月虹が見える。
年に一度だけ、満月の夜に月虹がかかる日があり、その日は国を上げて、神と、その御子である不死者を、月虹祭(げっこうさい)というお祭りを開き盛大に祝う。
前夜祭では大いに盛り上がり、当日は夕方頃に王城の前の広場に集まり、神と不死者へ感謝の祈りを捧げる。
紡ぎ手は歓迎されないが、裁縫師は歓迎される。判断基準は裁縫道具を所持しているかどうかとなっており、事前にこの事を知っている旅の紡ぎ手は、裁縫道具のレプリカを見せて無事歓迎され出国したという。
“佳宵の虹(かしょうのにじ)”
この国には“佳宵の虹(かしょうのにじ)”と呼ばれる不死者がおり、絶対的な地位を持っている。
不死者は総じて崇められ、無償でこの国一番の宿に泊まれるし、豪華な食事も無償で提供される。
もし、旅の不死者がこの国へ来たなら何不自由なく過ごせるだろう。
星空の巫女(ほしぞらのみこ)
月虹の国の語り部。
この国では毎月12月に月虹祭を行うが、いつ月虹が現れるかは、その年によって日にちが変わる。
その為、月虹祭の夜に、祈りを捧げ、神からの御標を受けて、その御標を皆に告げるのだ。
国はその御標に従い来年の祭りの計画を立てる。
朔の社(さくのやしろ)
選ばれた子供しか入学する事が許されないが、必ず不死者となれる学校。
他の国の貴人からも入学の依頼が殺到しているが、どれだけお金を積もうと学長の許しがなければ入学出来ない。
逆に、貧民街の子供でも、学長に認められれば入学出来る。
NPC
レイン・カウス
「私ね、神様にお願いしてきたの、これからもこの国で、ず~っと暮らせますようにって!」
月虹の国に住む少女。19歳。女。
幼い頃に両親を亡くしながらも、必死に生きてきた。
明るく優しい性格で、PC1とPC4の幼なじみ。朔の社の学生。
アルコ・エテルネル・バレーノ
不死者/賢者
「私は神の寵愛を賜り、不死となれたことを誇りに思っている」
“佳宵の虹(かしょうのにじ)”。138歳(外見20代)。男。
佳宵の虹と呼ばれる不死者。虹の瞳を持ち、幾度もパーミッチと共に国を守って来た英雄。
性格は温厚で誰にでも優しい。異形にさえ慈悲の心を持ち、国民から愛されている。
マトリー・エテルネル・ミシュマーシュ
不死者
「我らが尊き神からの御言葉をお告げします」
星空の巫女。?歳。女。
虹色の髪を持つ美しい不死者の少女。
人前には姿を見せず、年に一度、月虹祭の日だけ彼女を見ること、話す事ができる。
国民はその美貌一目見よう、もしくは加護を賜ろうと、国民の行列ができる。
パーミッチ・メモワール
裁縫師/術者
「よく今日まで頑張ったね。でも、本当に辛いのはこれからじゃよ」
月虹の国の裁縫師で、朔の社学長。73歳。男。
幾度もこの国を異形被害から救ってきた英雄である。
かなりの人格者である為、国民から尊敬されている。この国で裁縫師が歓迎されるのも、彼の活躍があっての事。
メモワールは二代目パーミッチで、初代パーミッチは既に亡くなっている。
注意事項
本演目にハッピーエンドは存在しない。「自分の選択の結果、どの様な物語を紡ぐのか」を目的としたものである。
以下の内容を苦手とする場合は、本演目をプレイしない事をオススメする。
- 救えないNPCが存在する
- PCの行為が報われない
- PCが加害者になる
- 拷問や私刑などの暴力描写
- PC間対立の要素がある
- カニバリズム要素がある
- 性的暴力描写がある
- グロテスクな表現(惨殺・性的搾取)が含まれますのでご注意下さい
事前打ち合わせ希望日程
第一:12月5日(土)
第二:12月12日(土)
第三:12月15日(火)
20:30~1時間ほど。
上記日程以外でも20:30以降であれば対応可能です。
この場は、プレイヤー紹介の場にしようと考えております。
世界観や、キャラ作成などはまた別途、個別にお時間を取らせて頂ければと思いますのよろしくお願いいたします。