2020年11月14日(土)開催の「女祭り2020〜着物でわっしょい〜」について、浅葱からの「ドラクルージュ」のゲーム紹介を掲載します。

ゲームマスターの名前、自己紹介

この度GMを努めさせて頂きます、浅葱と申します。
和装、大好きですね。シックな着こなしは勿論、ブーツやレースの小物と合わせ和洋折衷にするものまたよろしだと思います。

システム名、システムの紹介

常夜国騎士譚RPGドラクルージュ

かつて真祖によって太陽が砕かれ、永遠の夜が続く世界――「常夜国」の騎士になり、美しく陰りある物語を皆で紡ぐシステムです。

PCである騎士は、負の感情からくる「渇き」という堕落を防ぐ為に、他の騎士と語り合ったり、口付けを交わしたりと心の余裕である「潤い」を得る必要があります。

耽美な世界観がお好きな方、RPを沢山したい方にお勧めです。

対応PL人数

2~4人(推奨4人)

TRPG初心者対応可否

対応致します。

システム初心者対応可否

対応致します。

プレイヤーが使用するダイス(サイコロ)

6面ダイス10個程
10面ダイス3個程
GMからも貸し出し致します。

使用ルールブック

常夜国騎士譚RPGドラクルージュ
基本ルールブック
ヘレティカノワール(一部PC使用)

キャラ作成、持込可否について

サンプルキャラを使用します。
持込みは不可とさせて頂きます。

シナリオ名、シナリオの出典

自作シナリオ「虚栄に捧げるフォルトゥーナ」

シナリオのあらすじ

御身らの元に書簡が届く。差出人は胡乱なる騎士「狂命卿」
常夜国の何処とも知らぬ地に具現化した館を築き、運命を説くとの噂だ。

曰く――「この度行われる、“永劫の館”での仮面舞踏の宴にどうか臨場を。御身は麗しきその身に影を纏うとの噂。なれば、どうか我が館へと参られよ。……必ずやその憂いが晴れることでしょう」

それぞれの理由を胸に、仮面を纏う騎士達。
今宵もまた、優美絢爛たる仮面舞踏の幕が上がる。

ハンドアウト

PC1【推奨の道:賢者・僧正】【消えざる絆:PC2(恋)】
※貴卿の騎士歴は100年以上とする

序言
貴卿は“具現化の達人”という得難き才を持つ騎士だ。

貴卿には悩みがあった。それは騎士となってから、どうしても思い出せない時期があることだ。その空白の記憶を呼び起こそうとするたびに、何故か悲痛なる感情が胸を貫き、鼓動を速め、貴卿を苦しめる。言うなればこれは、才溢れる貴卿の唯一の影であった。

そんな中訪れた仮面舞踏会で出逢った、【PC2】――異相を仮面で隠した、卑しき身分の者。貴卿は一目見た瞬間確信した。「彼の者は自身の虚ろを埋めてくれるに、違いない」と。
どこか薄暗い期待を抱き、貴卿は舞踏の場へと向かった。

PC2【推奨の道:夜獣・密使】【消えざる絆:狂命卿(欲)】
※御身の活動年数は100年以下とする

序言
御身は常夜国の深き闇に潜む騎士(異端)だ。

御身には悩みがあった。まるで現実のように鮮明な夢を見ることだ。そこでは今の御身では想像もつかない様な幸福と、哀しみがあった。華やかな館での宴、多くの騎士や民からの祝福、そして永遠の愛を誓う我が恋人。…そして衝撃、血だまり、慟哭――最後には必ず御身の死を以て幕を下ろす。夢うつつでの傷は御身の影を更に暗くさせている。

そんな中訪れた仮面舞踏会で出逢った、【狂命卿】――胡乱なる宴の主催者。
御身はその仮面から覗く半顔…夢の中の恋人と同じ姿に心奪われてしまったのだ。「悪夢だとしても、彼の者の愛が欲しい」と。
愚かな程純粋な想いを胸に秘め、御身は仮面を纏うのであった。

PC3【推奨の道:領主・狩人】【消えざる絆:PC4(憐)】
※貴卿の騎士歴は100年以上とする

貴卿は素晴らしき武勲を立てながらも、心魂に迷いを持つ騎士だ。

貴卿には悩みがあった。それは騎士となってから、どうしても思い出せない時期があることだ。その空白の記憶を呼び起こそうとするたびに、何故か悲痛なる感情が胸を貫き、空虚な心持ちにさせ、貴卿を苦しめる。その影故に貴卿は、未だ迷いの館から抜け出せずにいるのだ。

そんな中訪れた仮面舞踏会で出逢った、【PC4】――守護の誓いを胸に秘めたる騎士。
貴卿はその姿に目を奪われた。「まるで自身が喪った心魂を、持っているようだ」と。
どこか縋る様な期待を秘め、貴卿は舞踏の場へと向かった。

PC4【推奨の道:遍歴・近衛】【消えざる絆:ミラ(友)】
※貴卿の騎士歴は100年以下とする

序言
貴卿は多くの弱き民を救わんとする慈愛の心に溢れた騎士だ。

貴卿には悩みがあった。まるで現実のように鮮明な夢を見ることだ。そこでは今の貴卿が未だ体験したことがない世界と、哀しみがあった。華やかな館での宴、多くの騎士や民の幸福、そして薫陶を賜った我が主と大切な友。…そして襲撃、血だまり、慟哭――最後には必ず御身の死を以て幕を下ろす。夢うつつでの傷は、貴卿の誓いをより強固にさせている。

そんな中訪れた仮面舞踏会で出逢った、【ミラ】――想い秘めたか弱き民の使用人。
貴卿はその姿に衝撃を覚えた。「彼の者は夢想の友人そのものではないか」と。
果たして彼は現なのか、それとも…真相を確かめる為、貴卿は仮面を纏うのであった。

注意事項

このシナリオでは選択ルールの「秘密」を使用します。また、ハンドアウトにはそれぞれ追加の【行い】や【逸話】が設定されています。