2020年3月15日(日)開催「女湯コン」について、雪さんからの「ドラクルージュ」のゲーム紹介を掲載します。

ゲームマスターの名前、自己紹介

雪と申します。ロール重視のシステムが好きです。
プチ卒業旅行として仲がいい友達と日帰りでいった秋保温泉が思い出に残っています。

システム名、システムの紹介

システム名:常夜国騎士譚RPGドラクルージュ

システム紹介:常夜国という太陽の無いファンタジー中世が舞台です。PC達はここで不死身の貴族「騎士」となって冒険を繰り広げます。騎士達は不死身ですが、負の感情を溜め込むと堕落して怪物になってしまいます。また、その怪物を討つのも騎士の重要な勤めです。己の内なる負の感情と戦いつつ他者がそれに飲まれれば討たなくてはならない、それがどんなに愛しい人だとしても。そんなちょっとダークで耽美なシステムです。

特徴として、PC全員が小道具や服などを自在に作り出せる具現化という能力をもっていたり、騎士になると恋愛対象に男女関係なくなると公式が明言していたりというものがあります。

ロールプレイをたくさんするシステムです。クリティカル相当のものはありますが失敗・ファンブルはありません。心置きなくかっこいい・かわいいロールプレイをしてください。

対応可能プレイヤー数

2〜4人

TRPG初心者対応可否

大歓迎です!

システム初心者対応可否

大歓迎です!

プレイヤーが使用するダイス(サイコロ)

6面体を4〜8個、判定補助として10面体を3個ほど。主催はもちろん私もお貸しできます。

使用ルールブック

基本ルルブとサプリとしてヘレティカノワールを使用します。PLは無くても問題ありません。

キャラ作成、持込可否について

サンプル使用。持ち込みは不可とさせていただきます。

シナリオ名、シナリオの出典

クーロンヌの愛欲
基本ルルブ記載「クーロンヌの獣」改変シナリオとなっています。

シナリオのあらすじ

アヴァロームの女領主、カタリナが納める地にあるクーロンヌの森は妖精卿に繋がっていると言われるほど深く美しい。
その森に最近、狼に似た魔獣が現れ近しい村を襲い始めた。カタリナは聡明さと優雅さで知られた騎士であり、魔獣討伐には力不足だった。
彼女は心を痛めながらも近隣の混乱に対応するので精一杯だった。
それを聞きつけ、騎士達は高潔な意思ではなく我欲によって集まった。全ては、己が思いを果たさんがため。

ハンドアウト

PC1
消えざる絆:クーロンヌの獣【恋】 推奨の道:狩人・近衛
数年前貴卿の主が行方不明となった。周囲には遍歴の旅に出たと伝えているが、貴卿は知っている。あの夜、彼は堕落し人狼となったのだ。それは、奇しくも自らの想いを告げようと決意した夜だった。
貴卿は騎士の勤めとして彼に立ち向かったが堕落したとは言え愛しく想う相手、刃を向けることはどうしても出来ず逃走を許してしまった。それから貴卿はずっと主であった獣を追っている。
最近、クーロンヌに現れた獣の噂を耳にした。その姿から、貴卿が愛した彼であると確信した。貴卿はいても立ってもいられず、クーロンヌの森に向かう。
そういえば・・・・・・主が堕落する直前、カタリナ卿からの手紙を渡した記憶がある。彼女は「あの夜」と関係があるのだろうか。
PC2
消えざる絆:カタリナ【恋】 推奨の道:賢者・遍歴
貴卿の主はクーロンヌの森を治めるカタリナ卿である。
数ヶ月前、居城を囲むクーロンヌの森に凶悪な獣が出現し、近隣の村を襲い始めた。彼女は聡明だが戦いに長けた騎士ではない。混乱を治めるのに精一杯で、見るからに焦燥していた。 貴卿は今、その主のため優れた騎士を集めている。もちろん、貴卿も討伐に参加するつもりだ。
魔獣を討伐すれば、密かに主従以上の想いを抱く主もこちらを見てくれるかもしれない。たとえ主には他に想い人がいるとしても、そう期待せずにはいられないのだ。
PC3
消えざる絆:PC2【恋】 推奨の道:領主・将軍
クーロンヌの森を治めるカタリナ卿は、貴卿の最も信頼できる騎士の一人だ。騎士としての在り方、領地の運営など多くの指南を受け、今でもなにかあれば彼女の元を訪れ知恵を借りている彼女からの信頼もまた、かつて彼女を襲った黒妖犬を制して彼女に捧げたことでより厚くなったように思う。
なにより、彼女の元に行けばPC2がいる。不思議を目を引き、話すうちに恋に気づくのに時間はかからなかった。今は友として接しているが、ゆくゆくは恋人になれればと思う。
最近PC2は騎士を集めているという。クーロンヌに出ている魔獣討伐のためだろう。ならば、貴卿が行かない理由はない。愛する人のため、信頼する先達のため貴卿はクーロンヌに向かった。
PC4
消えざる絆:PC1【恋】 推奨の道:賢者・狩人
数ヶ月前より、クーロンヌの森の近隣で魔獣が村を襲っているらしい。
その特徴を聞くに、貴卿がかつて人であった数年前、生まれ育った村を襲った獣に相違ない。忘れるはずもない、その中には、貴卿の実の家族もいたのだから。
だが、それを同じくらい忘れられない騎士がいる。村が襲われた折、貴卿の前に現れた騎士だ。颯爽と現れ、貴卿を助けて名前も聞けずに去ってしまった。そのまなざしと背中に、貴卿は未だ焦がれている。
彼の魔獣が現れたとなれば、また貴卿の村のような悲劇が起こるだろう。騎士となった今、それを許すわけにはいかない。それに、あの魔獣の元に行けばあの時の騎士に会えるかもしれない。

注意事項など

恋愛要素マシマシ、しかも全員片思いです。PC間の合意があれば男女関係ありません。結ばれるかどうかもロールプレイにかかっています。
ロールプレイを思いっきりしたい方、思い人を振り向かせたい方、判定ファンブルや失敗をしたくない方、ドラクルージュ遊んでみたい方は是非お越しください。