2019年12月15日(日)開催「ハッピーしんどいコン」について、かりぬさんより「ゆうやけこやけ」のゲーム紹介をいただきましたので掲載します。

ゲームマスターの名前、自己紹介

こんにちわ。大半の人がはじめまして、でしょうか。「かりぬ」と申します。

自分の考える「ハッピーしんどい」ですか。なかなか難しいですけど、あえて言うならば「将来笑い話にできる悲劇」とでも言いましょうか。
その瞬間はしんどくても、数か月、数年たって思い出したときに「ああ、こんなこともあったなぁ」と笑って話せる。何年たっても悲しいままでは、それはただの悲劇でしかありませんしね。

システム名、システムの紹介

使用システムは「ゆうやけこやけ」です。
TRPGといえばやっぱりダイスじゃらじゃら転がして判定したりするところを想像するかもしれませんが、このシステムはダイスどころかカードなどのランダム判定要素を一切使わない、かなり特殊なルールとなっております。
逆説的に言えば、やろうとしたことが(不可能な理由がない限り)ほぼなんでも可能であるということ。
そしてその行動を見た他のプレイヤーが共感すると、キャラクターそれぞれが持つ「不思議な力」を使えるチャンスが生まれてくる、というスタイルになっています。

世界観としては、ほぼ現代日本。都市部というよりは地方の田舎。そこの小さな町。それくらい小さいお話になります。
そしてPCは全員人間じゃありません。犬や猫、キツネやタヌキなどの動物です。しかしただの動物ではない。
「へんげ」と呼ばれる特殊な能力を持った動物たちです。時には動物として、時には人間に化けて、小さな町で起きた小さな事件を乗り越えていきます。

そんな、童話みたいな、ちいさい、あったかいお話ができるシステムです。

対応可能プレイヤー数

3~5人 推奨4人

TRPG初心者対応可否

可能

システム初心者対応可否

可能

プレイヤーが使用するダイス(サイコロ)

不使用

使用ルールブック

「ふしぎもののけRPG ゆうやけこやけ」

キャラ作成、持込可否について

持ち込みは不可。当日作成となります。可能なら、PC間で「へんげ」が被らないのが望ましいです(強制ではありません)。

シナリオ名、シナリオの出典

自作シナリオ『はじめての「おつかい」』

シナリオのあらすじ、注意事項など

もうすぐ冬が来る時期。

「え? お店閉めちゃうの?」
「ええ、もう私も年だし、子供たちが大きな町で一緒に暮らそうって言ってくれてね……」

「へんげ」にも分け隔てなく付き合ってくれた、町はずれの小さな駄菓子屋。
でも、もうそのお店も、あと少し。

「ああ、でもこっちにいるうちはちゃんと開けるからね。心配しなくてもいいよ」

そういうおばあちゃんも、心なしか少し寂しそう。

「ま、引っ越しの準備とかで、ちょっと忙しくなるかもだけどね」

別れがあれば、新しい出会いもある。それは大きな町でも小さな町でも一緒。
そしてその「あたらしいであい」は、また「あたらしいものがたり」の始まりにもあるのです。


当然ですが、戦闘とか存在しえない世界です。シナリオの進行過程で「喧嘩」程度は発生する可能性がないとはいいませんが、派手なバトルをしたいとかの希望には一切応えることはできないと思います。