2019年9月7日(土)開催「初心者GM応援コン」について、クルトさんより「クロワと魔女の庭」のゲーム紹介をいただきましたので掲載します。

ゲームマスターの名前、自己紹介

はじめまして。クルトと申します。
今年7月にコンベンションGMデビューをしたところ滅茶苦茶楽しかったので、その勢いで応募しました。今回もどんな一日になるか楽しみです。
どうぞよろしくお願いします。

システム名、システムの紹介

『クロワと魔女の庭』

様々な世界から集った魔女たちが協力して、困っている人をお助けする。そんな世界観です。RP(ロールプレイ)の比重が高めです。

PC(プレイヤー・キャラクター)である魔女のみなさんには、強力な魔法を行使するための素材である「魔法素」を手に入れて頂きます。「魔法素」が揃うと依頼人の願いを叶えることができます。

その「魔法素」が具体的に何なのかは各PL(プレイヤー)が自由に決定します。「ラングドシャ」かもしれませんし「ネクロノミコン」かもしれません。

それぞれの魔女が自分の「魔法素」をどのように手に入れるか。その過程をRPで描くことがこのシステムの主題です。戦闘や難しい判定もなく、ほぼRPのみでセッションが進みます!
仲間と協力するのも、単独行動をするのも自由です。

『クロワと魔女の庭』はデータで勝負するシステムではないため、キャラメイクで設定を自由に盛ることができます。年齢、性別、どんな魔法が使えるか、どんな世界の出身か……等々、PLの皆さんにお任せします。ルルブの表からランダムに決めることもできます。
「何かしら魔法の力が使えて」、「人助けに協力的な」PCであればGMは全てOKを出すつもりです。
あなたの好きなものを詰め込んだあなただけの魔女を作成し、存分に暴れて頂ければ幸いです。

手番PLのRPに対して他のPLは「いいね」のようなものを投げることができます。本システムの「いいね」はトランプを使用し、スートに応じて「かわいい」「こわい」等の感情を込めることができるのが特徴です。
場面に応じた「いいね」を飛ばして共にセッションを盛り上げていきましょう。

対応可能プレイヤー数

3~4人

TRPG初心者対応可否

可です。

システム初心者対応可否

可です。まだまだ遊んだことのある人のほうが少ないかと思います。
本システムのルールはおそらく全システム中でも最高クラスに簡潔ですので、初心者さんでもご安心ください。

プレイヤーが使用するダイス(サイコロ)

6面ダイスを2つ使用します。無くてもGMが貸し出します。

使用ルールブック

『クロワと魔女の庭』
ルルブはGMが人数分ご用意しております。PLさんが当日持ち寄って頂く必要はございません。

キャラ作成、持込可否について

当日作成します。
ただし、既にルルブをお持ちの方が予め作成したキャラクターシートを持ち込むことは自由です。

シナリオ名、シナリオの出典

GMが予め用意するシナリオ名はございません。PLの皆さまが生み出す物語がそのまま今回の卓のシナリオとなるシステムですので。

シナリオのあらすじ、注意事項など

「『灰かぶり』にガラスの靴やカボチャの馬車を与えるはずの魔女が調子を崩しちゃったみたい。このままじゃあの子は『シンデレラ』になれないわ! 魔女のみんな、力を貸して!」

という訳で導入で登場する依頼人は「灰かぶり」です。
ですが「システム紹介」でもお伝えしましたとおり、本システムの骨子は魔女たちが自分の魔法素をいかにして集めるかにあります。依頼人の世界観は、こう言っては何ですがそこまで重要ではありません。

当日どんな物語が生まれるのかはお集まり頂いたPLさんの感性次第であり、GMにも全く予想ができません。
だからこそ、楽しみです。

依頼1つを1セッションとして、当日は2〜3セッション行うことを想定しています。PLさんのRPの盛り具合によってセッション数は変動します。