2019年8月10日(土)開催「遊ぶ会・オブ・ザ・イヤー」について、みにまむさんより受賞コメントと「ご近所メルヒェンRPG ピーカーブー」のゲーム紹介をいただきましたので掲載します。

受賞者名(受賞部門)

みにまむ(みんなでたのしくあそ部門)

受賞コメント

この度は遊ぶ会・オブ・ザ・イヤー、みんなでたのしくあそ部門を受賞することができ大変光栄です。
このような著名な賞を受賞できる日が来るとはまさか夢にも思いませんでしたので、連絡をいただいたときは自分の目を疑いました。
私が「みんなでたのしくあそ部門」を受賞したのは、おそらくピーカーブーのシナリオやゲームマスターのおかげかなと思っています。
やさしい世界で、ちょっぴり優しくない出来事があって、それでも最後はみんなで笑顔になれる、そんなピーカーブーの世界観を仙台に広められたのであれば幸いです。

システム名、システムの紹介

今回私がGMするのは、サイコロフィクションシリーズの第一弾である「ご近所メルヒェンRPG ピーカーブー」というシステムです。
このシステムは、普通の人には見ることができないオバケを見ることができ、そして友達になれる心のきれいな小学生と、その相棒のオバケが一緒にわるいオバケをやっつける、ほのぼのとしたシステムです。
プレイヤーは二人一組になって、片方が小学生、片方がオバケの役を担当します。
青い鳥文庫のような、ちょっぴり不思議で、でも優しい世界を楽しんでいただければと思います。

対応可能プレイヤー数

2~4名

TRPG初心者対応可否

初心者にもやさしいシステムです。歓迎します。

システム初心者対応可否

わかりやすいルール・世界観です。歓迎します。

プレイヤーが使用するダイス(サイコロ)

6面体を4個程度

使用ルールブック

ご近所メルヒェンRPGピーカーブー 改訂版

キャラ作成、持込可否について

二人一組でプレイする関係上、当日作成とさせてください。

シナリオ名、シナリオの出典

スケール・ダンス(仮)/自作

シナリオのあらすじ

くすのき町では、秋になると、町じゅうの小学校が一堂に会する音楽祭が開かれます。
くすのき第一小学校では、5年生が合唱を担当することになっていて、夏休みが明けてすぐの全校集会の後、さっそく5年生だけが体育館に残されて、音楽祭についての説明がありました。
みんながざわざわしている中、音楽の先生から課題曲が発表された後、これからしばらく音楽の授業やホームルームの時間などはすべて音楽祭の練習に使われることが説明されました。
課題曲をみんなで聞きながら、歌が好きな子たちは「ソプラノがいいなー」とか、歌があんまり好きじゃない子たちは「えー、アルトのほうが楽そうだからアルトがいい~」なんて話をしています。
そしてだれもが、小学校生活で一度きりの特別なイベントに、少しずつ浮足立っています。
そんななか、音楽の先生からある言葉が告げられました。
「うちの学校は人数も多いことだし、5年生のみんなの中から伴奏者を選びたいと思います」
ざわざわしていた体育館が、すっ、と静かになり、みんなの視線が何人かに集中しました。
特に、女の子たちの視線はロングヘアの女の子に、男の子たちの視線は線の細い気の弱そうな男の子に集中しています。
でも、女の子たちの視線と、男の子たちの視線では、込められている意味がどうやら違うようです。

ご近所メルヒェンRPG ピーカーブー 『スケール・ダンス(仮)』

あなたたちが、泣きはらした女の子とすれ違ったのは、それから1週間後のことでした。

注意事項など

やさしい世界の物語です。
やさしい心で、「みんなでたのしく」プレイしていただける方をお待ちしております。