2019年5月5日(日・祝)開催「端午の節句コン」について、あさぎ殿さんより「ドラクルージュ」のゲーム紹介をいただきましたので掲載します。

ゲームマスターの名前、自己紹介

あさぎ殿と申します。普段は辺境の地にて、細々と暮らしております。呼び捨てでも敬称付きでも、好きなようにお呼び下さいませ。

因みに格好いいと思う男性は、大切なものの為にそれ以外の全てを炎に沈めるタイプですね。業が深くて良いです。

システム名、システムの紹介

常夜国騎士譚RPGドラクルージュ

かつて真祖によって太陽が砕かれ、永遠の夜が続く世界――「常夜国」を舞台に、“騎士”の物語を描くシステムになっています。

PCである騎士は不老不死であり、思うがままに衣装や武具を具現化出来る等、完璧に近い存在ではあります。しかし同時に弱点もあります。それは孤独や疲労、負の感情からくる「渇き」という堕落の影です。

その為騎士は他の騎士と語り合ったり、口付けを交わしたりと心の余裕である「潤い」を得る必要があります。

対応可能プレイヤー数

3~4人(希望人数4人)

TRPG初心者対応可否

対応致します。

システム初心者対応可否

対応致します。

プレイヤーが使用するダイス(サイコロ)

6面ダイス10個程
10面ダイス3個程

使用ルールブック

常夜国騎士譚RPGドラクルージュ
基本ルールブック
ヘレティカノワール
ノブレスストーリア(GM使用)
サングトラヴェリア(GM使用)

キャラ作成(サンプルキャラ使用、当日作成など)、持込可否について

サンプルキャラを使用します。
持込は不可とさせて頂きます。

シナリオ名、シナリオの出典

「虚光のフローラリア」自作シナリオ

シナリオのあらすじ、注意事項など

ローゼンブルクの北部に存在する騎士の養成所――「ギムナジウム」。
そこでは齢にして十前後の少年少女達が、日々騎士となるために修練を積んでいる。生徒らは規則正しい鐘の音に従い、教養、剣術馬術の研鑽に勤しむ。そして休息では生徒、教師との交流を行う。広間での談笑、庭園での口づけ……ここはただの学舎に非ず。言わば、民と騎士による花園なのだ。

しかしそんな花園を乱す事件が起こる。半年程前から、生徒数名が行方知れずとなっているのだ。
そんな学堂に集いし、それぞれの事情を抱えた騎士達。学堂に漂う不穏な空気。これは影か、それとも……?

PCハンドアウト

PC1【推奨の道:領主・将軍】
【消えざる絆:アイリス(信)】
※注意
貴卿の叙勲年齢は10~18歳とする
貴卿の騎士歴は1年とする
序言
貴卿は叙勲後僅か1年で他の騎士を、多くの民を導く存在となった。
広大な領地、頼もしい騎士、自身を慕う民……全てを手にいれた貴卿だが、心は満たされることはなかった。何故ならば、最も側にいてほしい者がいなかったからである。
その者の名はアイリス――貴卿がまだ民であった頃の幼馴染みであり、姉代わりでもあった。3年前に彼女はギムナジウムの騎士候補として推挙され、「絶対に騎士になる」と言い残し、村を後にした。
貴卿は今でも彼女を想っているのだ。
そんな貴卿の元に、ある書簡が届く。曰く「我が領地の学び舎にて生徒達が行方知れずとなっている。是非貴卿に調査、及び原因の排除をお願いしたい。」
彼女にまた会えるかもしれない……貴卿は彼の学堂へと向かうことにした。

PC2【推奨の道:近衛・夜獣】
【消えざる絆:エリオット(主)】
序言
貴卿は叙勲前の民の頃、過酷な日々を生きる弱き存在であった。
絶望、悪夢、そして孤独――思い出すだけでも辛い暗き過去。その当時は、常夜国を照らす紅き月でさえ恨み、日々を過ごしていた。
そんな貴卿を救った騎士がいた。ギムナジウムの騎士であり、民の生徒を教え導く“導師卿”エリオットである。彼は貴卿が騎士となるよう尽力し、その後はすぐに学堂へと戻っていった。別れ際に「これを私だと思って持っていてほしい」と、具現化した黒き装飾品を貴卿に残して。
貴卿はいつかこの恩を返さねばならぬと思っていた。
そんなある日、肌身離さず身に付けていたあの装飾品の色が白に変わった。具現化は騎士の有り様を映すもの……彼の身に何かあったのでは?
どうか何事もなくと願い、貴卿は彼がいるギムナジウムに向かった。

PC3【推奨の道:遍歴・狩人】
【消えざる絆:アイリス(恋)】
序言
貴卿は諸国を旅している自由なる騎士だ。
その旅の最中に、立ち寄ったある村で見かけたアイリスという1人の少女に、貴卿は心奪われる。純朴な振る舞い、意思の強い瞳、何よりその美しい魂……それらを手にいれたいと思った。
しかし彼女は一民に過ぎず、旅の道連れにするには相応しくない。
だから、いつか彼女が騎士となることを願い、騎士達の学堂――ギムナジウムに推挙したのだ。
そんなある日、貴卿の下にある書簡が届く。曰く「わたし達の学堂で、生徒達が行方知れずになっているのです。騎士様、どうかお助け下さいませ。」
彼女の頼みとあっては断れず、貴卿は彼の学堂へと向かった。

PC4【推奨の道:賢者・僧正】
【消えざる絆:エリオット(友)】
序言
貴卿はギムナジウムにて教鞭を執っている騎士だ。
送り出した生徒は数知れず。生徒の成長を、同僚であり友の“導師卿”エリオットと見守るのが、貴卿の日々の喜びであった。
しかし、そんな幸せな日常は突然崩れ去る。半年程前から、我が学堂の生徒が数名行方知れずとなっているのだ。教師らで捜索するも、生徒は依然として見つからず、貴卿は酷く心を痛めていた。
そんな中、貴卿はある違和感を覚える。それは、このギムナジウムに漂うおぞましい“何か”の気配だ。しかし友に尋ねてみても、答えは出ず。
……この学堂に調査に訪れる騎士もいるらしい。その騎士らと協力し、全ての問題を解決すべきだろう。

注意

今回のシナリオでは、やや強力な敵を用意しております。その為PCがロストする可能性もございますので、ご注意下さい。