2019年3月9日(土)開催「サンキューみにまむコン」について、うどんさんより「インセイン」のゲーム紹介をいただきましたので掲載します。

ゲームマスターの名前、自己紹介

こんにちは!みにまむさんに初めてCoC、ピーカーブーなどなど回してもらったうどんです。
生物CP情報を教えてたら生物CP情報が来たそんなエピソードがありました。

システム名、システムの紹介

マルチジャンルホラーRPG インセイン

インセインは「恐怖」と「狂気」の間で揺れ動く人間たちを描いたゲームです
みなさんは怪異に引き寄せられてしまう「逢魔人」となって、怪事件に挑みもしくは巻き込まれていきます「狂気」に侵食されていく心を最後まで守ることができるかな?

対応可能プレイヤー数

4人固定

TRPG初心者対応可否

歓迎します。

システム初心者対応可否

歓迎します。

プレイヤーが使用するダイス(サイコロ)

6面体2個

使用ルールブック

インセイン 基本ルールブック・デッドループ(アビリティのみ使用)

キャラ作成、持込可否について

当日作成。持ち込みは不可とさせていただきます。

シナリオ名、シナリオの出典

「メルヘン小人地獄」及び「毒杯パズル」/シナリオ集『みにとまと』収録
原作:城平京「名探偵に薔薇を」

シナリオのあらすじ、注意事項など

先日のハッピーしんどいコンでみにまむさんが回したシナリオになります。ハッピーしんどいシナリオですのでご注意を

シナリオのあらすじ(メルヘン小人地獄)
11月2日のこと。 PC1は、藤田家の一人娘、鈴花の家庭教師のアルバイトを終えて家に帰る途中、奇妙な男に声をかけられた。ニット帽と、薄く色のついた丸眼鏡をかけ、新聞紙で口元を隠した、陰気な男である。

「小人地獄をご存知か」

男は PC1にそう声をかける。PC1は、その単語に心当たりはない。

「ご存じないですか。でも、藤田恵子さんはきっとご存知ですよ」

男は PC1から視線を外し、PC1の後ろにいる人物に会釈をすると、その場を立ち去った。PC1の後ろには、雇い主である藤田恵子がいた。恵子は穏やかに微笑んでいた。PC1が恵子に”小人地獄”を知っているかと尋ねると、彼女は穏やかな笑みを崩さずにこう答えた。

「知っているわ。でも、主人にも娘にも言わないで頂戴ね」

11月3日。PC2の妻であり、PC1とPC3の雇い主である藤田恵子はその日、家に帰らなかった。――否。その後、家に帰ることはなかった。

11月4日。恵子の死体が発見された。逆さづりにされ、あちこちに刺し傷や切り傷があり、体中の血が全部抜かれていた。この死体の様子から、藤田恵子さん殺人事件は、数日前にマスコミ宛に送信されていた怪文書とつながっていることが発覚した。そしてその日から、PC1,2,3は、警察やマスコミに追われる日々が続くことになる。

11月5日。探偵・PC4はニュースの映像の中に、先輩であり友人でもあるPC1の姿を見つけた。事件の捜査は迷走しているようだ。PC4は、自分がこの事件の謎を明らかにしなければならない、という焦燥感に駆られた。

・PCハンドアウト
PC1(推奨性別男性):あなたは学生であり、PC2の家で藤田鈴花の家庭教師として働いている。また、PC4とは大学の先輩後輩の関係にある。藤田鈴花は、母親が殺されたことでひどく疲弊しており、今にも心が壊れてしまいそうだ。あなたの使命は、藤田鈴花を守ることである。

PC2(男性):あなたは藤田鈴花の父親であり、殺された藤田恵子の夫である。あなたは学習関連の書籍を取り扱う会社の社長で、安定した業績と幸せな家庭を築いてきた。それらは妻・恵子の力が無くては得られなかったものである。あなたは恵子に感謝しており、また、遺された一人娘、鈴花を守らなければならない。あなたの使命は、家族の平和を守ることである。

PC3(推奨性別女性):あなたは、藤田家のお手伝いさんである。あなたは単に仕事だから通っているだけでなく、藤田家にいることをとても楽しいと思っている。明るく快活な奥様である藤田恵子と、優しいPC2、そして病弱だけれども聡明な鈴花のために毎日心を尽くして働いてきた。しかし、この家の精神的な支えである奥様が突然亡くなってしまい、あなたも、他の家族も、家庭教師のPC1もひどく動揺している。あなたの使命は、危機に陥った藤田家を支えることである。

PC4(推奨性別無し):あなたは名探偵である。また、あなたはPC1とは大学の先輩後輩の関係にある。あなたは、PC1が藤田恵子さん殺害事件に巻き込まれていることを知った。この事件にはどうも、妙なところがある気がする。あなたの使命は、藤田恵子さん殺害事件の真相を暴くことである。あなたは【プライズ:名探偵の慧眼】を持っている。これを持っていない一般人にはわからないが、持っているあなたにはわかる真実がある。

グロテスクな描写があるので苦手な方及び原作を読んでしまっている方はご注意を