2017年12月2日(土)開催「ハッピーしんどいコン」について、さいとうさんより「ロストロイヤル」のゲーム紹介をいただきましたので掲載します。

ゲームマスターの名前、自己紹介

さいとうと申します。
しばらくはオンセ中心の日々でしたが、最近は忘れられない程度の頻度で各コンベンションに参加しています。
普段は冒険企画局のシステムを遊ぶことが多いので、今回もそこからピックアップしました。
実は遊ぶ会のコンベンション初めてなのでお手柔らかにお願いします。

当卓のハッピーしんどい

人間はより良い未来・可能性を求めて選択を行い、多くの可能性を切り捨てて生きています。
時には望まない選択もあるでしょうが、真の絶望に堕ちるその瞬間までよい未来を追求することを辞めようとはしません。

しかし、一方で「あの時ああしていれば」「この時違うことをしていれば」と言ったような選択に付随する責任から逃れる思考を持ち合わせているのも「人間らしさ」と言われます。

当卓のハッピーしんどいを説明するキーワードは「選択と責任」です。

自ら未来を「選択」することで生じる「責任」。
これに正面から向かい合うことこそが自分自身と向き合うことであり、その全てを受け入れることでもあります。

果たして、あなたの「選択」はどのような結末を迎えるのか。どのようにその「責任」を受け入れるのか。
皆様の「人間らしさ」「人間臭さ」を垣間見れるようなセッションになれば光栄です。

システム名、システムの紹介

今回は「育成紀行RPG ロストロイヤル」というシステムを用意しました。
このシステムの特徴は「PC同士が異なる意見を持つ立場となり、最適解を求めてぶつかり合う」という点にあります。

プレイヤーは円卓の騎士となり、まだ若き主君とともに放浪の旅を続けています。

旅の目的は妖魔の襲撃によって暴虐の地と成り果てた祖国をかつての平和な国に戻すこと。
そのために、“王の血に連なる者が聖杯で龍と酒を酌み交わす事で妖魔を払うことができる”という聖杯伝説を追い続けています。

旅の途中、主君と騎士は様々な「選択」を迫られます。
ある人物を生かすか殺すか、とある人物を信じるか信じないか――その選択は「命題」となり、プレイヤーに提示されます。

互いに相反する命題を前に、騎士の間でも意見は割れ、主君の気持ちは揺れ動きます。
そして、最後に運命を決定する「選択」を行うことで主君は成長し、理想の王へと近付いていくのです。

一見するとPvPのようにも見えますが、「国にとって最適な選択を行う」という点で利害が一致しています。そのため、決してPC同士で敵対することはありません。

相手の言い分もわかる。しかし、自分にも騎士としての「信条」がある。
「騎士」として、また「個人」としてどのような考えを持っているのかという答えのない問いに対するロールプレイをじっくりと楽しむシステムとなります。

判定は全て平等にダイスを使用するため、ロールプレイが得意な人に言い負かされるという心配もありません。安心ですね!

対応可能プレイヤー数

3~4人

TRPG初心者対応可否

対応可能です。貴公の参加を歓迎する。

システム初心者対応可否

対応可能です。貴公の意気込みに期待する。

プレイヤーが使用するダイス(サイコロ)

6面ダイスを4~5個。
持っていない方、足りない方には貸し出します。

使用ルールブック

育成紀行RPG ロストロイヤル
ロストロイヤル2 アバタールハイ

基本的にアバタールハイの追加ルールを適応した状態でセッションを行います。

キャラ作成、持込可否について

原則として当日作成いたします。

持込の場合、アバタールハイ適応状態での初期作成相当までとします。
また、平等性確保の観点から特技などについては当日再度決定しなおします。

シナリオ名、シナリオの出典

自作シナリオ「双眼の行方」他1本

シナリオのあらすじ、注意事項など

https://drive.google.com/open?id=1abZQLmVTze3U6f6GDfWk5_xMhkMLS0XI
(編注:Googleドライブ上のPDFファイルです)

生まれたばかりのオッドアイの子供、そして村を取り巻くとある言い伝えを題材としたシナリオです。
1本目の選択を元に、2本目はその結果への回答となるシナリオを回す2本立ての予定です。
……が、時間次第なのでできなかったらごめんなさい。その時は1本目が非常にしんどくなるでしょう。

システム上、プレイヤーから演出を行う機会が非常に多くなります。
また、他PCやNPCとのロールプレイでのやり取りが多くなることが予想されますので、普段受け身の方は死ぬ気で突っ込んできてください。

その他詳細は上記トレーラー及び導入をご確認ください。
当日は楽しみにしています。よろしくお願いします。