2017年5月28日(日)開催「無頼コン二代目」について、おきさんより「ピカレスクロマンTRPG」のゲーム紹介をいただきましたので掲載します。

ゲームマスターの名前、自己紹介

 手前、白河の関の向こう側からの流れ者。名を「おき」と発します、卓遊び業駆けだしの者にございます。
 不思議な縁もちまして、青葉の城そびえ金の鷹舞う杜の都に、仮の住まいまかりあります。
 西へ行きましても、東へ行きましても、とかく土地土地のお兄さんお姉さんに御厄介かけがちなる若造でございますが、以後万事万端、宜しくお頼み申します。

システム名、システムの紹介

 『—ピカレスクロマンっていうのは小説のジャンルのことだ。16世紀から17世紀のスペインを中心に流行したらしい。悪漢小説や悪漢譚とも呼ばれるな。ああ、難しい顔をしなくていい。時代と国が変われば言葉も変わるものだ。そうだな、ここでは「魅力的な悪党を主人公に据えた犯罪活劇」ってぐらいに思っていてくれ。アルセーヌ・ルパンや鼠小僧、水滸伝って言えばわかるか?・・・なら、ルパン三世ぐらいは知っているだろ?「ゴッドファーザー」、「ジョジョの奇妙な冒険第5部」、「コードギアス」、「ペルソナ5」、「悪性隔絶魔境 新宿」・・・もういいって?』

 ピカレスクロマンTRPGは、治外法権の地であり犯罪者の楽園、「街」を舞台に、悪党(ピカロ)となって互いにシノギを削り合う同人TRPGだ。
 プレイヤーは時に協力し、時に裏切りながら、最終的に「カモ」からどれだけ利権(勝利点のようなものだ)を奪えたかを競い合う。
 ただしプレイヤーに混じった、カモに組する「裏切り者」には要注意だ。
 キャラロストは起きないが、他PCの「暴力」に屈し「利権」を奪われたりたり「色香」に惑わされて「情報」を吐かされたりする。プレイヤーVSプレイヤーVSゲームマスターの対立構造というわけだ。
 ピカロは5種類に分けられる。「ヤクザ」「情報屋」「詐欺師」「遊び人」「博徒」だ。
 「街」の住人となる資格はただ一つ、入り口で、門番のこの質問に答えることだ。
 「あなたは何をしにこの街へ?」

 ようこそ、「街」はおまえを歓迎する。

対応可能プレイヤー数

 3~5人

TRPG初心者対応可否

 歓迎だ。だがプレイヤー同士の騙しあいやポイントの奪い合いが日常茶飯事だからな。精神がタフで仲良く喧嘩できる奴を求む。

システム初心者対応可否

 もちろん歓迎だ。「街」はすべてを受け入れる。

プレイヤーが使用するダイス(サイコロ)

 六面体を二個だけだ。二個あれば丁半もクラップスもできる。素晴らしい。

使用ルールブック

 ピカレスクロマンTRPG(グループSGR)。もちろんプレイヤーは所持していなくて大丈夫だ。なお今ならamazonでも扱っている。

キャラ作成(サンプルキャラ使用、当日作成など)、持込可否について

 当日作成する。キャラメイクは至極簡単だ。持ち込みも歓迎だ。継続キャラだって構わない。

シナリオ名、シナリオの出展

 

  • サンプルシナリオ「華の行方」
  •  とある金持ちが、「街」にカジノを開いたらしい。上質なカモだ。おいしく頂いてしまえ。

     

  • 自作シナリオ
  •  「街」に君臨するイタリア系マフィア「リヴァルダ・ファミリー」のボスが死んだ。混乱に乗じて組を乗っ取ってやれ。